玉原高原『森の博物館 玉原』

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【2020年8月1日】玉原高原情報~夏の花々が開花しています~

ようやく梅雨が明け、久しぶりに青空を見たような気がします。玉原高原、玉原湿原でも夏の花が次々に開花し、チョウやトンボ、ハナバチ達が盛んに花を訪れて吸密しています。
【開花情報】
<湿原>コオニユリ、タチギボウシ、モウセンゴケ、ミズギク、ウメバチソウ、オトギリソウ、ホツツジ
<森林周辺>オオウバユリ、ヨツバヒヨドリ、ツリフネソウ、キツリフネ、キンミズヒキ、イケマ、シラネセンキュウ、キツネノボタン、トリアシショウマ、オニルリソウ、タニタデ、ウド、エゾアジサイ、リョウブ、ノリウツギ

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玉原湿原編❗️ •モウセンゴケ:先端から甘い香りのする粘液を出して虫をおびき寄せる食虫植物。名前にコケとありますがれっきとした種子植物です。 •コオニユリ:にゅ〜と突き出した雄しべは蝶に花粉を運ばせる作戦! •ミズギクとトウギボウシ:オオバギボウシの日本海型バージョン •オオカメノキ:日当たりがよい湿原ではもう見が赤くなっています。 •ホツツジ:雌しべが長く突き出る特徴的な話。有毒で、これは花粉にも含まれ、蜂蜜に混入すると食中毒を引き起こすこともあるとか! 玉原高原【森の博物館玉原】https://museum-tambara.com/ #玉原高原 #玉原湿原 #ネイチャーガイド #ブナ #ハイキング #トレッキングツアー #モウセンゴケ #コオニユリ #ホツツジ

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湿原周辺編。ようやく梅雨が上がって調整池の湖面には久し振りの青空が映っています。 •ドクベニタケ:ブナと共生関係にある菌根菌のきのこ。土の中で菌糸が樹の根っこに繋がっています。 •ヨツバヒヨドリを吸蜜するイカリモンガ •同じくヨツバヒヨドリに来たウラギンヒョウモン •オオウバユリ:なかなか存在感のある佇まいですが、花の色が緑白色と目立たず、花弁もこれ以上開かす筒状のままのためか人間には人気が無いようです。ただし、北海道では昔から鱗茎が貴重な食物とされてきたとのこと。 •ツリフネソウ:長くクルッとまいた距の部分に蜜が溜まっていて、花に潜り込むのが得意なマルハナバチなどに花粉を運んでもらう作戦をとっている! •キツリフネ:同じようなツリフネソウと並んで咲いていたりと、どう住み分けしているのかが不思議。色の他に距の形が巻かずに垂れるのがツリフネソウと違うところ。 玉原高原【森の博物館玉原】https://museum-tambara.com/ #玉原高原 #ネイチャーガイド #ブナ #ハイキング #トレッキングツアー #ドクベニタケ #ヨツバヒヨドリ #オオウバユリ #ツリフネソウ #キツリフネ #イカリモンガ #ウラギンヒョウモン

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玉原湿原では咲き始めたホツツジに、多くのマルハナバチが訪れて吸蜜していました。マルハナバチはミツバチ科に属し、ミツバチ同様社会生活を行う、花粉を運び受粉を助けてくれる花のパートナー。画像はオオマルハナバチだと思いますが、種類によって訪れる花も決まっているとも言われ、生態系の中でとても大切な役割を果たしています。 玉原高原【森の博物館玉原】https://museum-tambara.com/ #玉原高原 #玉原湿原 #ネイチャーガイド #ハイキング #トレッキングツアー #マルハナバチ #ホツツジ

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