玉原高原『森の博物館 玉原』

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【2024年2月玉原高原情報】スノーシュートレッキング

スキー場のリフトを使わせて頂き、ゲレンデ上部からブナ平へ緩やかに下り、湿原に降りるコースを雪歩きしました。
天候は晴れのベストコンディションで、雪面にはたくさんの動物の足跡が見られ、動物の活動をあれこれ推測しながらの楽しいアニマルトラッキングとなりました。見られた足跡は、ノウサギ・テン・キツネ・タヌキ・リス・ネズミなど。特にテンが樹に登って雪面にダイブした足跡とボディスタンプを見られたのはラッキーでした!湿原では人間のボディスタンプも^^;

ただ、積雪量は例年の半分で積っているところで1mといったところ💦まだ雪に埋もれていない笹やブッシュが所々に出ています。また、例年だとこの時期雪の下に埋もれているブナの湧き水を汲むことができたのにはびっくりでした。雪の少なさが雪解け後に生き物や植物に与える影響が心配です。

【2024年1月玉原高原情報】初スノーシュートレッキング

今年の初スノーシュートレッキングです。

中心広場から堰堤を越えて湿原方面へ。通常であればこの時期は2m近くの積雪があってもよいのですが、今年は自然環境センター前で約70cm。まだ立ち上がった笹もあちこち。この時期、これだけ雪が少ないのは記憶にありません💦

それでも雪の上には色々な動物の足跡があり、鮮やかなオレンジ色のツルウメモドキの実やら、イワガラミのドライフラワーが落ちていたりと色々観察できて楽しい雪歩きでした!

【2023年11月】玉原高原情報~初冬のブナ林

初冬の鹿俣山ルートブナ林の風景!
散策路は落葉に覆われていて、踏み締めながら歩くのが何だか嬉しくなります。

【2023年10月29日】玉原高原紅葉情報

玉原高原の紅葉は終盤に向かいつつあります。
ブナの黄葉も鮮やかで、散策路には落ち葉が積もっていて歩くと落ち葉の感触が楽しめます。
落葉が進んでいるので紅葉が楽しめるのは今週末(11/5頃)が最後でしょう。

尚、11月からはセンターハウスが閉鎖になりトイレが使えません。
中心広場のトイレ、またはスキー場第二駐車場・鹿俣山コース入口のトイレをお使いください。
また、センターハウスへの道路は11月12日までは車が入れますが、それ以降はスキー場への分岐以降の道が閉鎖になりますのでご注意ください。

鹿俣山コースのブナ林
ゲレンデからブナ平、尼ヶ禿山方面

【2023年10月14日】玉原高原紅葉情報

ブナの森も玉原湿原もようやく紅葉の入り口といった状況です。
一週間前に比べるとヤマウルシなどが急激に色付き赤が増えてきました。
湿原も黄金色の草紅葉になりつつありますが、いつもは赤く紅葉するハクサンタイゲキ(オゼタイゲキ)の葉がニホンジカによる食害を受けており、赤色が例年より少なめです。
紅葉は今後の天候にもよりますが、今月25日~月末頃がピークと予想されます。

ブナ平
ブナ平
玉原湿原
玉原湿原

【2023年8・9月玉原高原】きのこ観察ツアー

今年から「マニア向け!きのこ観察ツアー」を期間限定で実施しました。
キノコ狩りではなく、”撮るのは写真だけ!”のあくまで観察ツアーなのですが、思いがけず好評でたくさんの方を案内させて頂きました。小さなお子様連れのご家族にも参加頂きましたが、「きのこ」の魅力は万人共通のようですね!
好評のため通常のブナの森ハイキングツアーと並行して、きのこ観察ツアーも実施することにしましたのでご興味のある方はどうぞ!

【2023年9月玉原高原情報】キノコ&木の実

8月は高温かつ雨が少なくキノコも少なかったのですが、9月に入ってそれまで我慢していた?キノコ達もいっせいに出始めた感じです。
木の実もあちこちで見られますが、今年はブナが凶作でほとんど実を付けていません。
その代わりに玉原ではミズナラは豊作でたくさんのドングリを付けています。今年はミズナラの樹にたくさんクマ棚ができそうです。