【スノーシュートレッキング】熊棚
冬もスノーシューでブナの森には入るのですが、更新をしばらく冬眠していました(^^;
昨年はブナが豊作だったためか幸いに熊の目撃情報はほとんどありませんでした。クマは冬ごもりに備えてブナやミズナラのどんぐりなどの堅果をたくさん食べますが、ミズナラより苦味やえぐみのないブナの実の方が好きなようです。
【2020年10月下旬】玉原高原情報
玉原湿原の草紅葉の色が次第に濃くなってきました。
咲いている花はさすがに少なくなり、トリカブトの花もそろそろ終わり、後はトネアザミやゴマナなどキク科の花が見られる程度です。一方で、ガマズミ・オオカメノキ・ナナカマド・コマユミ等の真っ赤な実、サワフタギの紺色の実が目につきます。
そして、実と言えばドングリ!今年はブナが不作であることもあり、ミズナラの樹であちこちに熊棚が見られます。駐車場から入ってすぐのミズナラにも一目でわかる熊棚があります。樹の下にはクマが折った太い枝が落ちています。また、きれいに半分になったドングリの皮も落ちていて、どうやってこんな器用に食べるのだろうと想像が膨らみます!
【2020年9月22日】玉原高原情報
玉原高原では明治時代から戦前にかけてブナが伐採された時期がありますが、今でも直径1mを超えるブナがあちこちで見られます。ブナの巨木に触れると何だかエネルギーが流れ込んでくるように感じるのは私だけでしょうか?
ブナの森は「緑のダム」と言われますが、雨が降るとブナの樹だけに水が流れ落ちる樹幹流が見られます。これがブナの落ち葉が積み重なった土壌に蓄えられるのです。
【開花情報】
アケボノソウ、ウメバチソウ、オクトリカブト、ハクバブシ、トネアザミ、ゴマナ、ハンゴンソウ、アキノキリンソウ、サラシナショウマ、ナギナタコウジュ、シラネセンキュウ、シシウド