【2020年9月15日】玉原高原情報
ブログ更新が遅れていますが、玉原高原の季節は着々と進んでいます(汗)
ブナ林の林床ではマルバフユイチゴの赤い実、湿原ではフウリンウメモドキやズミ、湿原周辺ではツリバナやオオカメノキ、ナナカマドなどの赤い実が目立ち始めました。
また、葉緑素を持たないアキノギンリョウソウ(別名:ギンリョウソウモドキ)がひっそりと咲いています。梅雨時に見られるギンリョウソウほど数は多くありませんが、同様に菌類(ベニタケの仲間)から栄養を得ている菌従属栄養植物の一つです。
【開花情報】
ツリフネソウ、キンミズヒキ、ウメバチソウ、ミズタマソウ、アキノギンリョウソウ、エゾシロネ、ハクバブシ、オクトリカブト、サラシナショウマ、ミゾソバ、ノコンギク、アキノキリンソウ、キオン
【2020年8月30日】玉原高原情報~秋の気配~
秋の花が咲きつつあると同時に木の実が多くなっています。
【開花情報】
<玉原湿原>ウメバチソウ、タムラソウ、ホツツジ、オクトリカブト、ハクバブシ、アキノキリンソウ
<その他の場所>キオン、ゴマナ、ハンゴンソウ、ミズタマソウ、ツリフネソウ、ノコンギク、サラシナショウマ、アキノギンリョウソウ
【2020年8月9日】玉原高原情報~湿原ではウメバチソウやエゾリンドウが身頃です~
玉原湿原ではコオニユリが終わり、ウメバチソウが身頃です。梅鉢とは一重の梅の花を正面から見た形を図案化したもので、花の形から名付けられました。雄しべがおおよそ一日に一本ずつ開いていくので、開花して何日位経っているかわかります。また、花茎を下にたどると、茎を抱くように一枚だけ丸い葉っぱがあって何だか風情があります。
この他、湿原ではエゾリンドウが、湿原周りではよく探せばシャクジョウソウも咲いています。また、森の中ではキノコの仲間もたくさん見られます!
【開花情報】
湿原:ウメバチソウ、エゾリンドウ、オゼミズギク、タチギボウシ、オトギリソウ、タムラソウ(蕾)、ホツツジ 他
湿原周り・ブナ平:ツリフネソウ、キツリフネ、オニルリソウ、ヨツバヒヨドリ、アカバナ、ヤブジラミ、キンミズヒキ、ヤマトウバナ、エゾシロネ、シャクジョウソウ、ヌスビトハギ、リョウブ、エゾアジサイ 他
【2020年8月1日】玉原高原情報~夏の花々が開花しています~
ようやく梅雨が明け、久しぶりに青空を見たような気がします。玉原高原、玉原湿原でも夏の花が次々に開花し、チョウやトンボ、ハナバチ達が盛んに花を訪れて吸密しています。
【開花情報】
<湿原>コオニユリ、タチギボウシ、モウセンゴケ、ミズギク、ウメバチソウ、オトギリソウ、ホツツジ
<森林周辺>オオウバユリ、ヨツバヒヨドリ、ツリフネソウ、キツリフネ、キンミズヒキ、イケマ、シラネセンキュウ、キツネノボタン、トリアシショウマ、オニルリソウ、タニタデ、ウド、エゾアジサイ、リョウブ、ノリウツギ